もちもの~*

こどもの《えにっき》みたいにかく《おつかいえにっき》です。2023-07-19からはじめます。

江戸絵図で見るあの坂道

江戸絵図にも、本郷三丁目から少し歩いた、あの坂道は描かれている。八百屋、和菓子屋あたりは松平伊賀、とあり、下りのぼる坂道に交わるのは、菊坂とそれと平行する細い道で二つの道の間は緑地となっている。
下ってのぼる道の先は本妙寺。お寺が緑地に囲まれていたのか、江戸のころ、歩いてみたい風景だ。

文京区本郷三丁目の坂道

八百屋があり和菓子屋があり、そこはまだ、なだらかな坂道だが、その先急な下り坂。

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細い十字路が見え、それからは上り坂。ほんの小さな坂道風景だが、「あ~」と一瞬ぼんやりする。なんだかよくわからない坂道。なにかが頭をよぎるのか、過去に何か思い出があるのか、似ている景色のどこかを思い出しているのか、そのどれでもないのか~。
細い十字路はたぶん菊坂なんだろう。

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本郷三丁目の駅からこの坂道へ入るかどに、ハンバーガーの店がある。

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風味豊かなハンバーガー。
坂道とハンバーガーがセットとなり、時々、出かけたくなる。

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陸奥国と出羽国

江戸時代のある人物を思い出し、諸国を巡ったとあるので、諸国とはどこを巡ったのかと、簡単に検索してみたら、天保天明飢饉とか、旅をしたのは東北だとか書いてあった。
当時の陸奥国出羽国だ。

20代前半のひとりたびは、飢饉による義民の碑を訪ねる旅が多かった。いま思うとなにか不思議な気がする。なぜそこに興味をもったのか。

残っている写真は、以前にもtenuguisanのブログに書いたが、金沢の天保義民の碑。石碑の上に鳥がのっていて迫力がありよく覚えている。この鳥は鳳凰でその向きも意味があるという。

当時出版されていた県別歴史散歩の本が案内役だったが、その本も捨ててしまい忘れっぽいのだから、とっておけばよかったと少し後悔。40冊くらいはあった。あれ、そのことも書いたかな~?
陸奥国出羽国の記憶はないが、どこか歩いているのかもしれない。

青森を旅するなら、八戸、弘前、恐山がいい。

新宿神楽坂の坂道

坂道を歩きたいから神楽坂へ出かけてみた。なぜ坂道かはよくわからない。

普段は通らないが、飯田橋駅工事中のため、江戸城外濠牛込御門跡を通る。牛込橋と書いてあったかな。

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坂を下りて坂を上り、細いわき道も坂道。小さなお店がたくさんあり、立ち寄っていると時間があっという間に過ぎる。
色とりどり、鮮やかなイキイキした野菜が並んでいる。アケビもある。八百屋ではない。広島お好み焼きのお店。

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坂の上から牛込御門を眺めた絵がある。広々している。

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神楽坂の坂道。

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映画館

ポップコーンとコーラと思ったが、炭酸でお腹が膨らむから、カルピスで。きのうはなんか、思いっきりポップコーンを食べながら、映画をみたい気分が突然沸き起こる。
映画はその前日の夜、『シンゴシラ』みなきゃ!と、わけもわからずそう思い、アメリカのゴジラはなんかしっくりこなかったけれど、今度は日本のものだから大丈夫と思ったり。

たぶん、アメリカゴジラは、ゴジラを倒す、怪獣を倒す、敵を倒した後の勝利感や拳を振り上げ喜ぶ姿がしっくりこないのだろう。

やはり、日本のゴジラは、日本のゴジラだった。

神田志の多寿司

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パンフレットの、ごあいさつ、には。
明治35年の創業以来「志の多寿司」と「のり巻」一筋に今日を迎えさせて頂きました。
とあり、すごいな~と、関心する。

テレビ番組で紹介されたとき、稲荷寿司=志の多寿司はもちろんのこと、のり巻きがなんとも美味しそうだった。干瓢がしっかりと味付けされていて、バッチリ入っている。のり巻きは、長めの切り方、いい感じに黒い海苔、あ~これはもう食べるしかな~。

店のパンフレットに錦絵がのっているが、この絵は神田志の多寿司さん所蔵で、その絵に描かれた「志の多巻」の屋台では、味付けされた油揚げに、味付けした豆腐殻を入れ一切「四文」で商いされていたそうで、「天保末年頃油揚げを袋形にして、椎茸、干瓢を刻み、飯に交ぜ「稲荷ずし」として屋台で売り出された」ことが紹介されている。

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甘辛い油揚げ、甘めの酢飯、なじんだ味付けだった。また、海苔巻きは、しっかり味の干瓢と寿司飯に、海苔の香りが江戸っぽい~イメージ~。