もちもの~*

こどもの《えにっき》みたいにかく《おつかいえにっき》です。2023-07-19からはじめます。

小石川後楽園

久しぶりに軽く江戸気分。
江戸気分ではなく、菖蒲が満開だから日本庭園へ出かけよう!なら、紫色気分になるはずが、それよりは江戸、だった。

江戸時代の初期に中屋敷として造られ光圀の代に完成した庭園だそうだ。
満開の菖蒲。様々な色の花だから、ふわふわと浮いているような海のような動きがある。
花菖蒲田の奥になだらかな小山?すずめが歩いていた。
そこは、幾つかに分かれた藤棚が舟みたいに見え、立派な松の向こうは大木の照葉樹などの林。
菖蒲を見ながら西へ歩き全体を眺めると、菖蒲田は細長くそれにそって藤棚が一本の長い棚になっていたのに驚いた。
その三つ叉のある場所が驚くほど素敵な何かを感じる場があった。
カラスは一羽、いつも、木で鳴いていた。すずめ、背グロセキレイは近くにいた。
椋鳥も歩いていた。
眺める角度を少し変えただけで、まったく違う風物が広がり、そのどれもがしっくりくる。

花菖蒲の色の波に驚いて、江戸気分より紫色気分が膨らんでいった。

咲き終わったカキツバタの畑を見ていたら、京都、上賀茂神社で見たカキツバタの踊りを思い出した。
たぶん平安の頃の衣装、男女、男の人が多かったか、輪になり踊りを踊っていた。
踊りの一コマに、手のひらを地面に向けまっすぐに突き出し、そこに足を持ち上げつま先を手のひらにツンとつける動作。
その場でやってみたのを思い出した。
輪で踊っている人たちの中に、ポチポチとカキツバタの花が。花も同じような動きをしていたので、カキツバタの踊りかと思ったのだ。
しかしこれはすべて幻覚?だ。

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亀戸船橋屋~夜間の亀戸天神

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創業は、文化年間。
江戸の刻がわかる時計を買ったと友達に話したら「それでは是非、江戸の味を楽しまなければ」ということで船橋屋さんへ。
ところがわたしは、3月末からの15日間の、江戸テンションは今は下火。
だが、下火といえど食べ物には興味がある。
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江戸っ子の心を捉えたのは、独特の風味に絡む黒蜜ときな粉、この組み合わせの妙、とは、船橋屋さんの説明。
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トコロテンも食べないわけにはいかず、二種類を夢中で食べる。トコロテンのタレは、キレキレの酸っぱさかも。

亀戸天神に隣接する和食処で、福来る弁当をいただき~これは突然、食べることになる。
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暗くなるまで待ち、夜間の藤を楽しむ。夜間にはますます藤の存在感、大。
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江東区亀戸天神

藤が咲き始めたので、亀戸天神へ。

池の上の藤棚。低木の藤の木。房が長かったり、色の濃い艶のある宝石みたいな色の藤だったり、色々がぎゅっと詰まった庭。
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太鼓橋が高さ空間をつくり、一目で見渡せる天神様でもある。

社殿向かって左、スカイツリー側が少し重そうに見える。なんだろう。
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藤の木の曲がりくねった幹から、「これまでに色々あったよ、おなかがすいた」と、聞こえた。「色々あった」と聞こえた時、映像が浮かんでいたが、何を意味しているのか?
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それにしても、藤の花の力は凄い。
連なる屋台、混み合う人、その賑やかさが藤棚に向かったとたん消える。あんなにしていた食べ物の匂いがなくなったのには驚いた。

帰り道、ビルの水の流れるスペースで、カラスか鳴き始めた。足は流れる水の中。
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杉並阿佐ヶ谷南口商店街

南口にある長い長い商店街。パール商店街。パールっぽい街頭を発見。
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同じ場所からすずらん商店街も発見。
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歩いたのは、たぶんパール商店街で、日の入る屋根つき商店街。パールっぽい街頭はなかった。
いろんなお店がある。和菓子屋は絶対にある。
お惣菜もある。
おいしそうなミートスパゲティの専門店あり。ラーメン屋みたいなカウンターにどんぶり?で、スパゲティを食べるらしい。満員なのであきらめた。

諸国民芸品の店「ねじめ」さん。
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商店街ブームなのか、よくテレビでも東京の商店街が放送されている。もっとみじかに、人を感じたいのかもしれない。

新宿薬王院

東京では牡丹の寺で知られている薬王院。総本山は、奈良桜井の長谷寺

昨日のこと。
駅に降りたらすぐに、椋鳥二羽とすずめが飛んできて、地面をあるき、川のほうへ飛び、椋鳥二羽は川へダイブ。
鳩も5~6羽飛んできていた。

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階段にそって咲く牡丹は終わり頃。
入り口の花は見頃。
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お寺の全体が和みのある空間。
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牡丹を眺めながら階段を登っていると、カラスがお寺の屋根の向こうから飛んできて境内の一番いいコース、上空を何かくわえて飛び去った。
カラスはついてきていたが、このカラスかどうかは、わからない。

江戸

最初に訪ねた上野池之端は、この界隈の江戸の雰囲気を感じたくて出かけている。以前にも歩いた場所。しかしそれは、極めて個人的な興味だった。

そこて満足するかとも思った。江戸時代も池之端もその時のちょっとした興味。

次に、吉祥寺のくぐつ草にカレーを食べに行く。江戸とは関係ないはずが、言葉の語源が、中世、近世の人形使い一座と知り、いや、以前から知っていたが忘れていたのか、江戸との関係はあった。

東京を歩けば江戸にぶつかる、あまり気にすることはないが、下北沢で江戸の時を知ることのできる時計を買ってしまったり、国芳、国貞を楽しんだりしたので、江戸時代を意識しているのだなと、やっと、そんな自分を認めて、江戸時代の地震についてその時、検索してみた。
たくさんありすぎて、よくわからなかった。

今日、テレビ放送で、さかんに江戸時代の地震に似ているようなことを話していた。震源の移動?など。四国の中央構造線あたり、そのあたりの手の場所は二回ほど、ピリピリと線をひくように軽く軽く感じたことがある。最初は瀬戸内海かなと思ったが、瀬戸内海より南あたりだ。
いまのところ過激な痛みは一度もないが、動く可能性はあるのかもしれない。