ザ・ミュージアムで「俺たちの国芳 わたしの国貞」を観覧。
国貞の「雪遊び」をゆっくり楽しんだ。どれもただただおもしろすぎて、時間がいくらあっても足りないから、泊まり込みがいい。
どこかで出会ったような人達が大勢いたような気もする。
これは、おとなりのおばあさんの若いころ、とか、あっ、おじさんがこんなとこに、とか。
そうでない人々も。
家がとばされそうなほどの台風の時ってこんな感じとか、地震の前の揺れを描いているのかこれは、とか、部屋の隅に押し込まれそうな圧力を描いたのか、これは、など、思い当たることが多い。
人々がだんだん植物に見えてきたり、見えるというより、女の人の姿の上に透ける紙に描かれた花なんかが、重なって見えてきて驚いた。
アネモネ、芥子の花、みたいな花を一番覚えている。
人の動きのある姿は、これを植物に置き換えたらそのまま絵になってしまうな~
人も動物も植物も、生き物はけっこう同じ動きなんだ、いやいや、生き物でなくても、もしかすると同じか、などと、果てがない。