藤が咲き始めたので、亀戸天神へ。
池の上の藤棚。低木の藤の木。房が長かったり、色の濃い艶のある宝石みたいな色の藤だったり、色々がぎゅっと詰まった庭。
太鼓橋が高さ空間をつくり、一目で見渡せる天神様でもある。
社殿向かって左、スカイツリー側が少し重そうに見える。なんだろう。
藤の木の曲がりくねった幹から、「これまでに色々あったよ、おなかがすいた」と、聞こえた。「色々あった」と聞こえた時、映像が浮かんでいたが、何を意味しているのか?
それにしても、藤の花の力は凄い。
連なる屋台、混み合う人、その賑やかさが藤棚に向かったとたん消える。あんなにしていた食べ物の匂いがなくなったのには驚いた。
帰り道、ビルの水の流れるスペースで、カラスか鳴き始めた。足は流れる水の中。