武蔵野の山野草と湧水の庭と言われ、国分寺崖線の段丘と湧水が自然にとりこまれた庭園で、紅葉亭から望む池は庭園であることを忘れそうだ。
そんな特徴のある庭だが、昨日、ほんわかとしたのは、大芝生ごしに見える木々の景色だった。
芝生の地面が丸く丸く見え、すると木々までも漫画のように丸みを帯びて見え始めた。
自然に限らす、建物なども、丸く感じる時があるが、いずれもその場所がその時心地のいい空間であることが多い。
いつここへ来ても、大芝生に見とれていたかもしれない。
桜の木は、大木が一本、満開だったが、庭園を楽しんでいる人は数人だった。色合いの素敵な桜、山桜だった。
大国魂神社の桜も、山桜か。