ここ一ヶ月近く、吉祥寺にある「くぐつ草」という喫茶店を思い出していた。ひとりで、ふ~と、一息ついたり、静かな時を過ごすのにちょうどいい場所だった。
カレーが美味しく、ハラペコでなくても食べたくなるカップトーストなど、何か一味違うメニュー。
なんでまた「くぐつ草」を思い出しているのかわからないが、一ヶ月も頭の中にあるのだから、逆らわず出かけてみることした。
以前と変わらずコーヒーの香りのにあう店内、さらさらと食べられるカレー。サラダにはリボンの形をしたショートパスタ。干しぶどう入りライスが、当時は小さな発見だった。
くぐつ、かいらい、あやつり人形、人の出先となって思いのままに使われる者。
日本の中世、近世に、人形芝居を見せるなどして諸国を旅した漂白の芸能集団。
「くぐつ草」を思い出していたことが、その名前の由来に何か関係あるのかわからないが、今度はカップトーストを食べに行こうか。
人形関係で検索していたら、兵庫と愛知の地名がでてきたが、何が書いてあったのか忘れる。