日比谷公園は、江戸のころ、松平肥前守邸跡だそう。三角の特徴ある図書館。日比谷図書館文化館は一階。
おもわず吹き出してしまう絵の数々。
歌川広景の「嬬恋ごみ坂の景」、江戸では決まったゴミ捨て場がなかったため、坂道の下はゴミだらけ。鼻をつまんで歩くおどけた人々が描かれていた。
坂道に敏感になっていたせいか、記憶に残る。
日比谷公園の鶴の噴水。
池の畔の立派なモミジ?の木。紅葉、綺麗だろうな~。
カラスが南、西、羽ばたきながら鳴く。
9日12時ごろ。
八百屋があり和菓子屋があり、そこはまだ、なだらかな坂道だが、その先急な下り坂。
細い十字路が見え、それからは上り坂。ほんの小さな坂道風景だが、「あ~」と一瞬ぼんやりする。なんだかよくわからない坂道。なにかが頭をよぎるのか、過去に何か思い出があるのか、似ている景色のどこかを思い出しているのか、そのどれでもないのか~。
細い十字路はたぶん菊坂なんだろう。
本郷三丁目の駅からこの坂道へ入るかどに、ハンバーガーの店がある。
風味豊かなハンバーガー。
坂道とハンバーガーがセットとなり、時々、出かけたくなる。
江戸時代のある人物を思い出し、諸国を巡ったとあるので、諸国とはどこを巡ったのかと、簡単に検索してみたら、天保天明の飢饉とか、旅をしたのは東北だとか書いてあった。
当時の陸奥国、出羽国だ。
20代前半のひとりたびは、飢饉による義民の碑を訪ねる旅が多かった。いま思うとなにか不思議な気がする。なぜそこに興味をもったのか。
残っている写真は、以前にもtenuguisanのブログに書いたが、金沢の天保義民の碑。石碑の上に鳥がのっていて迫力がありよく覚えている。この鳥は鳳凰でその向きも意味があるという。
当時出版されていた県別歴史散歩の本が案内役だったが、その本も捨ててしまい忘れっぽいのだから、とっておけばよかったと少し後悔。40冊くらいはあった。あれ、そのことも書いたかな~?
陸奥国、出羽国の記憶はないが、どこか歩いているのかもしれない。
青森を旅するなら、八戸、弘前、恐山がいい。